ホーム > 第2章 弥生時代の集落と墓 > 2.弥生集落の特徴 > 一般的環壕集落
環壕で囲まれた内部に住居とこれに伴う倉庫を配しています。他の住居や倉庫と比べ規模の大きな大型建物を備えている集落も多くあります。 また少し離れた場所に墓域をつくる例が一般的です。 こうした環壕集落は地域で最も早くつくられた集落で、ここを拠点として周辺に母ムラに対する子ムラのような集落が形成されていったと考えられています。関東地方や東海地方の環壕集落はほとんどすべてがこのタイプで、代表的な例に神奈川県横浜市の大塚遺跡、愛知県の朝日遺跡があります。
神奈川県大塚遺跡の上空写真
前のページへ
次のページへ
ページ先頭へ