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甕棺墓からの主な出土遺物

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甕棺墓からは300体以上の人骨が出土しています。これらの人骨の中には頭部のないものや、10本もの矢を打ち込まれたものなど戦争の犠牲者と考えられるものも存在します。
また、貝製腕輪、勾玉、管玉(くだたま)などの装身具や石製・鉄製の武器、絹織物など多彩な副葬品が発見されています。このうち、貝製腕輪は奄美大島から沖縄にかけてのさんご礁に生息するゴボウラ貝やイモ貝という大型の巻き貝を加工して作られたもので、遠く離れた南島地域との交流を示しています。
また、絹織物は数種類の織り方があり、中には非常に繊細で高度な織りを持つものや、茜や貝紫などの染料で染められたものがあることも分りました。

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