よしのがりケータイガイド
主祭殿は北内郭の中心となる建物です。
発掘調査の結果、この建物は16本柱でほぼ正方形の平面プランを持つことが明らかになりました。柱穴はとても大きくて深く、高さのある建物であると推定できました。こうした遺構の状況から「楼」つまり重層の建物であると考えられ、奈良県の唐古・鍵遺跡から出土した土器に描かれた重層の建物の絵や古墳時代の家形埴輪、古代中国の建物の絵など様々な資料を参考にして復元されました。
吉野ヶ里のクニの最も重要な祭祀儀礼が執り行われたと考えられます。
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