環壕集落ゾーン
南内郭
吉野ヶ里の支配者層が生活をしていた場所と考えられています。物見櫓4棟、竪穴住居11棟の他、集会の館や煮炊き屋など、合わせて20棟の建物が復元されています。
展示室
佐賀県文化課文化財保護・活用室により運営されています。遺跡から発見された貴重な資料を展示しています。
また、遺跡に関するお問合せも受け付けています。
(TEL:0952-52-4130)
倉と市
この区域は南内郭の西側に位置しており、吉野ヶ里の「クニ」の倉庫群があり市が開かれていたところと考えられています。租税や市に関わる物を保管する倉庫や、祭りを行う「祠堂(しどう)」、市を管理する建物「市楼(しろう)」などが復元されています。
北内郭
当時のまつりごとに大きく関わる人がいたとされる巨大な祭殿など9棟の建物が復元されています。
中のムラ
北内郭で行われる祭祀や政治的儀礼に使用する道具などが作られていた場所と考えられています。
南のムラ
吉野ヶ里集落の一般の人々が住んでいた地域と考えられています。
高床建物や竪穴住居など、合わせて27棟の建物が復元されています。
弥生くらし館(南のムラ内)
この施設には、最大300人を受け入れられる体験工房を備え、土器復元作業を見学できる公開作業室、ギャラリー、映像室、休憩室などもあります。
北墳丘墓
吉野ヶ里集落の歴代の王が埋葬されている特別なお墓と考えられています。外観が復元され、墳丘墓の内部では14基の本物の甕棺や出土品レプリカの展示、北墳丘墓の解説展示を行っています。
発掘現場
公園内では、発掘調査の様子を直接見学することもできます。詳しくは佐賀県文化課までお問合せください。TEL0952-25-7233