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銅鐸

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この銅鐸は吉野ヶ里遺跡から出土したものを復元しています。
銅鐸は弥生時代の祭祀の道具の一つで、多くは土中に埋められた状態で発見されます。建物や墓などの施設を伴わず、銅鐸だけが出土するのが特徴です。
初めは鐘のように音を鳴らす道具であったらしく、銅鐸の中に吊り下げて音を出すための“舌”も発見されています。その後、徐々に大型化し、後期のものでは最大135センチにも達するものも出てきます。大型化した銅鐸は音を聞く道具としてより、目で見る祭祀の道具として使われたと考えられます。
銅鐸は近畿地方を中心に東は東海地方から、西は中国地方にまで分布し、九州地方からは出土していませんでした。吉野ヶ里遺跡の銅鐸は九州地方で初めて出土したものです。

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