『吉野ヶ里さんぽ vol.103』
春を楽しむようにチョウが蜜を求めて飛び交い、野鳥はさえずり、草花たちは咲き誇り吉野ヶ里を美しく彩ります。
◆ウマノアシガタ(キンポウゲ科)
場所:園内各所
各所で見頃を迎え弥生の風景を鮮やかに彩っています。春の暖かい風に揺られ、光沢のある花弁がキラキラと輝く花姿に目を奪われます。
◆オオジシバリ(キク科)
場所:祭りの広場・古代の森
陽当たりの良い、少し湿り気のある場所でタンポポによく似た可愛らしい花を咲かせています。
◆オニタビラコ(キク科)
場所:園内各所
花は小さいですがスッと伸びた茎の先に、黄色い花を多数つけて咲いています。
◆ニガナ(キク科)
場所:園内各所
茎や葉を傷つけると白い汁が出て、強い苦みがあることが名前の由来と言われています。花は小さくて可愛らしいです。
◆ノアザミ(キク科)
場所:南のムラ・古代の森
アザミの中でも春に咲くノアザミの開花が少しずつ増えてきました。鮮やかな紅紫色の花がとても綺麗ですが、葉には鋭い棘があります。
◆オヘビイチゴ(バラ科)
場所:園内各所
長く伸びた茎の先に鮮やかな黄色い小さな花を群生して咲かせています。花後の果実は膨らまず、食べることはできません。
◆ヤマツツジ(ツツジ科)
場所:古代の森・祭りの広場
日本の野生ツツジの代表です。花は落ち着いた朱色で、控え目な佇まいも風情があります。
◆ツツジ(ツツジ科) ※園芸品種
場所:東口
お客様をお出迎えする東口アプローチでは濃桃色のツツジが咲いています。
◆ミヤコグサ(マメ科)
場所:園内各所
各所で見頃を迎えています。ぷっくりとした蝶形花が可愛らしく、開花が進むにつれて黄色から朱色になるニシキミヤコグサも園内で出会えます。
◆ムラサキサギゴケ(サギゴケ科)
場所:園内各所
薄紫色の小さな花が地を這うように群生して咲いています。下唇と呼ばれる花びらの真ん中にある、白地に橙色の水玉模様が可愛らしいです。
◆ホウチャクソウ(イヌサフラン科)
場所:祭りの広場・環壕入口
枝先に細長い釣鐘型の花を2個ずつつけて咲き、花先に行くほど白から緑色になる花色が美しいです。
◆コガクウツギ(アジサイ科)
場所:古代の森
コガクウツギの開花が始まりました。白い花びらに見えるのは、装飾花のガクになります。雨に濡れた花姿も艶やかで美しいです。
◆カラタネオガタマ(モクレン科)※園芸品種
場所:西口
クリーム色の花弁の縁と中央付近が薄紫色という美しい色合いの花です。バナナのような甘い香りが特徴です。