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『吉野ヶ里さんぽ vol.102』

園内各所で春の花が咲き誇っています。鮮やかな色の花たちが春風に吹かれ弥生の風景を彩ります。

◆ウマノアシガタ(キンポウゲ科)

場所:園内各所

各所で見頃を迎えています。春の陽ざしに照らされ花弁がキラキラと輝き、春の吉野ヶ里に彩を添えています。全草に有毒成分が含まれています。

 

◆オオジシバリ(キク科)

場所:祭りの広場・古代の森

陽当たりの良い、少し湿り気のある場所でタンポポによく似た黄色い花を咲かせています。

 

◆オニタビラコ(キク科)

場所:園内各所

花は小さいですがスッと伸びた茎の先に、黄色い花を多数つけて咲いている姿はよく目立ちます。

 

◆シロバナタンポポ(キク科)

場所:南のムラ・倉と市

西日本に広く分布する在来種で、優しい色合いに心が和みます。

 

◆ノアザミ(キク科)

場所:南のムラ

アザミの中でも春に咲くノアザミの開花が始まりました。鮮やかな紅紫色の花が可愛らしいです。日本の固有種です。

 

◆ヘビイチゴ(バラ科)

場所:園内各所

少し湿った場所で、可愛らしい黄色の小さな花を咲かせています。地を這うように広がり、6月頃には赤い果実が実ります。

 

◆オヘビイチゴ(バラ科)

場所:園内各所

長く伸びた茎の先にビビットカラーの鮮やかな黄色い花が咲いています。ヘビイチゴによく似ていますが葉が5枚で、花後の果実は膨らまず、赤くならないのが特徴です。

 

◆ヤマブキ(バラ科)

場所:逆茂木・環壕入口

薄暗い林の中で名前の通り山吹色の花がたくさん咲き、彩を添えています。古くから人々に愛されている植物です。環壕入口に咲いているヤマブキは八重咲です。

 

◆クサイチゴ(バラ科)

場所:古代の森・南のムラ

足元で白く大きな花が咲いています。花後にできる果実はとても甘くて美味しいです。

 

◆シャクナゲ(ツツジ科)

場所:祭りの広場

薄桃色の大輪の花が華やかに咲いています。ヒラヒラとした花弁はまるでドレスをまとっているかのようで気品に溢れています。

 

◆ヤマツツジ(ツツジ科)

場所:古代の森・祭りの広場

ヤマツツジが咲き始めました。日本の固有種で、美しい朱色の花が一際目立ちます。

 

◆カキドオシ(シソ科)

場所:古代の森・環壕入口

小さな可愛らしい見た目ですが、垣根を通り越えて花を咲かせるほどの強い生命力を持ち、名前の由来になっています。

 

◆オドリコソウ(シソ科)

場所:古代の森

傘をかぶった踊り子のような花姿が名前の由来になっています。輪を描くように薄桃色の花が可憐に咲いています。

 

◆キランソウ(シソ科)

場所:園内各所

足元で濃い青紫色の花が鮮やかに咲いています。薬草としても効能があり、古くから民間薬として使われていたそうです。

 

◆ミヤコグサ(マメ科)

場所:倉と市・南のムラ

各所で少しずつ開花が増えてきました。花は鮮やかな黄色で、ぷっくりとした蝶形花が可愛らしいです。

 

◆ムラサキサギゴケ(サギゴケ科)

場所:園内各所

足元で薄紫色の花がカーペット状に広がっています。下唇(かしん)と呼ばれる花びらの真ん中にある、白地に橙色の模様がドット柄のようで可愛らしいです。

 

◆シャガ(アヤメ科)

場所:東口

アヤメに似た花を妖艶(ようえん)に咲かせています。花は一日花ですが次々に咲かせ、純白の花弁に青紫や橙色の繊細な模様が美しいです。

 

◆ホウチャクソウ(イヌサフラン科)

場所:祭りの広場・環壕入口

環壕入口に群生して咲いています。枝先に細長い釣鐘型の花を2個ずつつけて咲き、花先に行くほど白から緑色になる自然のグラデーションが美しいです。

 

◆ヤブツバキ(ツバキ科)

場所:園内各所

品のある深紅色の花が咲いています。5弁花を散らさず、そのままの形で落ちる特徴があります。

 

◆ハナイカダ(ハナイカダ科)

場所:古代の森

葉の中央で緑色の小花を咲かせています。葉のイカダに乗っているように見えることが名前の由来と言われています。

 

◆ハイノキ(ハイノキ科)

場所:古代の森

古代の森にて白い小さな花が咲いています。数輪がまとまって咲く控え目な姿は可憐です。

 

◆タブノキの新芽(クスノキ科)

場所:園内各所

春の陽ざしを浴びて硬い冬芽がほころび、各所で新芽が出てきました。その中でもタブノキの新芽は基部が赤色に染まり、まるで花が咲いているかのように鮮やかです。