『吉野ヶ里さんぽ vol.100』~みちくさ『吉野ヶ里の四季』~
100回目を迎えた開花情報『吉野ヶ里さんぽ』の今回は、吉野ヶ里の1年をプレイバック!花々が織りなす吉野ヶ里の四季をお薦めスポットと共に紹介します。ゆっくり散歩しながら四季の移ろいを感じてみませんか?
【春の風景】
◆アンズとヤマナシの花
アンズはサクラより早い3月中旬に、ヤマナシは3月下旬から開花します。アンズの淡い桃色の可愛らしい花やヤマナシの純白の花で、少し早いお花見を楽しめます。


◆黄色の花畑
春の吉野ヶ里は黄色に染まります。ウマノアシガタやオオジシバリ、ニガナなどの花々が春の陽の光を浴び、キラキラ輝く黄色の絨毯が弥生の風景に広がります。


◆小麦畑と熱気球
麦の穂がサラサラと風になびく小麦畑の奥にふわりと浮かぶ熱気球。バルーン係留イベント時限定の、古代と現代のコラボレーションを楽しめる風景です。

◆古代の森の春
古代の森の春は木々の芽吹きと共に、オドリコソウやムラサキケマンなど様々な野草類が林の中を彩ります。


【初夏の風景】
◆ベニバナ畑
弥生時代には既にあったベニバナ。約5万株のベニバナの花が古代へと誘います。

◆大賀ハス
2000年の時を超えて現代に開花した大賀ハス。復元建物を背景に気品ある桃色のハスが咲き誇り、悠久の時の流れを感じます。

◆チガヤ
銀色に輝くチガヤの穂が美しく、風になびく姿は、どこか懐かしい原風景を創り出しています。

◆カワラナデシコ
草原に可憐な桃色のカワラナデシコの花が初夏の風に揺れ風情があります。

【夏の風景】
◆オミナエシ
秋の七草でもあるオミナエシの黄色の花が秋晴れの空に一段と鮮やかに彩ります。

◆キビ・ヒエ・アワの雑穀類
古代から食べられていた雑穀類を南のムラで栽培しています。当時の人々の大事な食糧源であった作物の実りの様子も弥生の風景を演出します。

【秋の風景】
◆古代米
古代米と言われている赤米の穂が色づき、真っ赤な稲穂が風になびいて美しい初秋の風景が広がります。10月には「はさがけ」にかけて天日干ししている風景もご覧いただけます。


◆白ソバの花とヒガンバナ
段々畑に広がるソバの白い花と、それを縁取る真っ赤なヒガンバナ。白と赤のコントラストが美しい期間限定の景色が広がります。

◆紅ソバの花
場所:祭りの広場
1万㎡、約50万本の紅いソバの花が秋の吉野ヶ里を彩ります。一面広がる紅いソバの花畑は圧巻です。畑のカーブが美しいラインを描くポイントからの撮影もオススメです。


【冬の風景】
◆雪景色
吉野ヶ里では雪がほとんど降りませんが、積雪した復元建物の風景は幻想的です。冬のレアな風景に出会うことができるかもしれません。


◆野鳥類
吉野ヶ里の冬は様々な野鳥たちのさえずりが賑やかに響き渡ります。冬は野鳥類との出会いを楽しめます。

