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『吉野ヶ里さんぽ vol.96』

柔らかい春の日差しをいっぱいに浴びて、吉野ヶ里を彩る草花たちは一気に芽吹き始めました。

◆アンズ(バラ科)

場所:祭りの広場・南のムラ

淡い桃色の花が可憐に咲き誇っています。蕾もぷっくりとして可愛らしく、6月頃には橙色の甘いアンズの実が熟します。

 

◆ハナモモ(バラ科)

場所:祭りの広場

濃桃色の八重咲が艶やかに咲き始めました。花を観賞するために改良されたもので、春を感じられるとても華やかな花です。

 

◆ヤブツバキ(ツバキ科)

場所:園内各所

園内各所で深紅の花が上品に咲いています。

 

◆アマナ(ユリ科)

場所:南のムラ

足元を見ると肉厚の葉の間から白いチューリップのような小さな花が顔を覗かせています。控え目に咲いている姿が可愛らしいです。

 

◆セントウソウ(セリ科)

場所:環壕入口

まだ他の草花たちが眠っている早春に咲き、春の訪れを教えてくれる白い小さな花が半日陰の林の中で咲いています。日本の固有種です。

 

◆スミレ(スミレ科)

場所:園内各所

足元で可憐な花を咲かせています。小さな世界にも、暖かい春がやってきました。 

 

◆シロバナタンポポ(キク科)

場所:南のムラ

西日本に広く分布する在来種で、白色の花弁の中心にある淡い黄色がワンポイントで可愛らしいです。

 

◆キランソウ(シソ科)

場所:古代の森

地を這うように広がり、濃青紫色の花がとてもよく目立ちます。薬草としても効能があり、「医者いらず」とも呼ばれています。 

 

◆ツクシ(トクサ科)

場所:倉と市
草むらや河川敷で見られる、春を代表する食べられる野草です。足元でひょっこり頭を出している姿は可愛らしく、佃煮や和え物で食べるととても美味しいです。

 

◆ウマノアシガタ(キンポウゲ科)

場所:倉と市

ウマノアシガタが咲き始めました。風に吹かれて光沢のある花弁が美しく揺れています。全草に有毒成分が含まれています。

 

◆シキミ(マツブサ科)

場所:古代の森

光沢のある深緑の葉とのコントラストが美しい、黄色の花を咲かせています。可愛らしい花の見た目とは裏腹に、全草に毒が含まれています。

 

◆アオモジ(クスノキ科)

場所:古代の森

まだ冬の名残がある森の中に、枝先に淡い黄色の小花をいっぱいに咲かせている姿は一際目立ち、心を癒してくれます。

 

◆ナノハナ(アブラナ科)

場所:西口

当公園で活動している『花育ボランティア』の皆さんが大事に育ててきたナノハナが見頃を迎え、園路沿いを鮮やかに彩っています。