『吉野ヶ里さんぽ vol.83』
気温の低下とともに、季節の草花たちも少しずつ色濃く染まり、澄み切った秋空に彩を添えています。
◆紅ソバ(タデ科)
場所:祭りの広場
ソバの花色が一段と濃くなり、約50万本の紅色のソバの花が咲き誇っています。絨毯のように広がる秋ならではの弥生の風景をお楽しみいただけます。見頃は11月中旬までの見込みです。
◆シロバナサクラタデ(タデ科)
場所:倉と市
高く伸びた花茎の先に白い可愛らしい小花をたくさんつけて咲いています。
◆ヨメナ(キク科)
場所:園内各所
可愛らしい薄紫色の花が可憐に咲いています。健気に咲く姿は見る人を癒してくれます。
◆ツワブキ(キク科)
場所:環壕入口
環壕入口散策路で開花が増えてきました。木々に囲まれた中で、鮮やかな黄色の花が目立ちます。
◆リンドウ(リンドウ科)
場所:南のムラ・北内郭北側
草原の中で、釣鐘型の花を上向きに咲かせています。落ち着いた青紫色の花には趣があります。
◆ススキ(イネ科)
場所:園内各所
秋の七草の一つで、尾花とも言われています。銀白色の穂が秋の日差しを浴びてきらきら輝きながら、秋の幻想的な風景を作り出しています。
◆ナワシログミ(グミ科)
場所:祭りの広場
クリーム色の小さな花を咲かせています。花は目立ちにくいですが、周囲に甘い香りを漂わせています。
◆ナンバンギセル(ハマウツボ科)
場所:環壕入口・南内郭東側
本来晩夏から初秋にかけて咲くナンバンギセルですが、猛暑等の影響なのか季節外れの開花をしています。薄紫色の花の形がキセル(煙管)に似ていることから名前がつけられています。
◆ジュウガツザクラ(バラ科)
場所:東口花壇 ※園芸種
春と秋から冬にかけて咲く二季咲きのサクラが東口花壇にてひっそりと咲いています。花数は少ないですが風情があります。
◆ガマズミ(ガマズミ科)
場所:祭りの広場
初夏に真っ白な花を咲かせていたガマズミが鮮やかに色づき、赤色の可愛らしい実をたくさんつけて咲いています。
◆白ソバ収穫体験
場所:南のムラ
10月上旬に純白の花を咲かせていたソバが結実して茶色い実ができ始めています。11月16日(土)、17日(日)に南のムラでソバの収穫体験を行います。詳しくはこちらをご覧ください。☛❀❀ソバの収穫体験❀❀