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『吉野ヶ里さんぽ vol.77』

爽やかな秋晴れの空の下、季節の草花たちが秋の風情ある弥生の風景を鮮やかに彩っています。

◆ヒガンバナ(ヒガンバナ科)

場所:園内各所 

園内各所で開花が増えてきました。燃えるような真紅色の花と緑の草原のコントラスト鮮やかでとても美しいです。

 

◆ヨメナ(キク科)

場所:園内各所

淡い薄紫色の花が優しく咲き、可愛らしくもどこかはかなげな姿です。

 

◆アキノノゲシ(キク科)

場所:園内各所

長く伸びた花茎かけいの先に淡黄色の花を咲かせています。とても可愛らしいですが、緑の草原からすっと立ち上がり咲いている姿はどこかたくましさを感じます。徐々に綿毛も増えてきました。

 

【アキノノゲシ 綿毛】

 

◆ヒヨドリバナ(キク科)

場所:南のムラ

ヒヨドリが鳴く頃に咲き始めることから名前の由来になっています。高さは1m以上になり、花茎の先に白い筒状の小花をいっぱいにつけて咲いています。

 

◆オミナエシ(スイカズラ科)

場所:園内各所

秋の七草の一つで、高く伸びた花茎の先に可愛らしい黄色の小花を咲かせています。万葉集でも詠まれ、古くから人々に愛されている植物です。

 

◆オトコエシ(スイカズラ科)

場所:環壕入口

オミナエシに似ていますが茎が太く、逞しく青空に向かって花茎を伸ばし、白い小花を咲かせています。

 

◆クズ(マメ科)

場所:古代の森・南内郭・環壕入口
勢いよくつるを伸ばし、他の植物を覆ってしまうほどの驚異的な生命力を持つ厄介な植物ですが、花は鮮やかな赤紫色で、甘い香りを漂わせながら上に向かって立ち上がる独特な姿をしています。

 

◆タヌキマメ(マメ科)

場所:環壕入口・南内郭

名前の由来になっている、狸に見える青紫色の可愛らしい花は、昼頃から夕方までと日中の限られた時間にしか出会えない植物です。

 

◆タンキリマメ(マメ科)

場所:環壕入口

つるの先に黄色の小さな花が集まって咲いています。つるを伸ばして他の植物に巻きつきながら成長する花です。

 

◆ススキ(イネ科)

場所:園内各所

秋の七草の一つで、穂がキツネの尾に似ていることから尾花とも言われます。風に揺れる穂が柔らかい秋の日差しに照らされ、美しく輝いています。

 

◆センニンソウ(キンポウゲ科)

場所:祭りの広場

つる性植物でクレマチスの仲間です。細長い4枚のガクを広げた真っ白な花が上品に咲いています。

 

◆白ソバ(タデ科)

場所:南のムラ

今年は猛暑や害虫の影響もあり生育状況が悪く、例年のような開花は難しい状況ですが、一部の畑では少しずつ開花が増えてきました。