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『吉野ヶ里さんぽ vol.73』

夏空に浮かぶ白い雲を見上げるように、緑の草原から季節の移り変わりを感じる草花たちが花を咲かせています。

◆オミナエシ(スイカズラ科)

場所:南のムラ・環壕入口

各所で開花が増えてきました。夏空に向かって高く伸びた花茎の先に、黄色の小さな花をたくさんつけて咲いています。

 

◆ツリガネニンジン(キキョウ科)

場所:環壕入口・逆茂木

薄紫色の釣鐘状の花をたくさんつけて咲いています。そよそよと揺れる姿はまるで小さな風鈴のようで涼しげです。

 

◆ヨメナ(キク科)

場所:南のムラ

南のムラ西側の林床地に咲いています。淡い薄紫色の優しい花が見る人の心を癒してくれます。

 

◆アキノノゲシ(キク科)

場所:南のムラ

高く伸びた花茎の先に淡い黄色の可愛らしい花を咲かせています。

 

◆オグルマ(キク科)

場所:南内郭北側

数輪ですが草原にオグルマが顔を覗かせ開花しています。

 

◆ヌスビトハギ(マメ科)

場所:南のムラバス園路沿い

細く繊細に伸びた花茎に、小さな薄紅色の花が散りばめられたように咲いています。花後にできる実は表面がカギ爪のような毛に覆われていて、ひっつき虫と呼ばれるものの一つです。

 

◆タヌキマメ(マメ科)

場所:環壕入口

花後のガクには茶色の長い毛が生えており、それを狸に見立てたことが名前の由来とも言われています。開花は昼頃から夕方までと限られた時間にしか咲かない植物です。

 

◆ヤマハギ(マメ科)

場所:倉と市

秋の七草の一つで、小さくて鮮やかな紅紫色の可愛らしい花が夏の風になびいて可憐に咲いています。

 

◆ヘクソカズラ(アカネ科)

場所:南内郭城柵

小さくて白い花弁の中心部が紅色という可愛らしい花ですが、葉などを揉むと悪臭を放つことから名前がつけられています。

 

◆赤米・つくし赤もち(イネ科)

場所:水田 

古代米とも言われている赤米の穂が色づき始めました。これから水田全体が赤色に染まり秋の風景を作り出します。見頃は8月下旬~9月上旬の予定です。