『吉野ヶ里さんぽ vol.72』
澄み切った青空の下、健気に咲く草花たちが心を和ませてくれます。
◆キキョウ(キキョウ科)
場所:祭りの広場
緑の草原から紫色の星型の花がすっと立ち上がり、可憐に咲いています。
◆ツリガネニンジン(キキョウ科)
場所:環壕入口
小さな釣鐘状の花をたくさんつけて咲いています。花は薄紫色でとても涼しげです。
◆オミナエシ(スイカズラ科)
場所:南のムラ・環壕入口
秋の七草の一つで花茎の先に黄色の小花をたくさんつけて咲いています。青空とのコントラストが美しいです。
◆タヌキマメ(マメ科)
場所:環壕入口
環壕入口の園路際に小さな青紫色の可愛らしい花が咲いています。開花は昼頃から夕方までで、限られた時間にしか出会えない植物です。
◆ヤマハギ(マメ科)
場所:倉と市
秋の七草の一つで、小さくて鮮やかな紅紫色の可愛らしい花が咲いています。
◆ヌスビトハギ(マメ科)
場所:南のムラバス園路沿い
細く繊細に伸びた花茎に、小さな薄紅色の花が散りばめられたように咲いています。花後にできる実は表面がカギ爪のような毛に覆われていて、ひっつき虫と呼ばれるものの一つです。
◆ヨメナ(キク科)
場所:南のムラ
南のムラ西側の林床地にて数輪開花しています。優しい薄紫色の花がひっそりと咲いている姿は、趣がありとても上品です。
◆カラスウリ(ウリ科)
場所:南内郭
白く繊細なレース状の花は、夜に開花し朝にはしぼんでしまいますが、儚くも妖艶な美しさがあり、思わず目を奪われます。