ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文へ移動する

『吉野ヶ里さんぽ vol.68』

青空の下、鮮やかな草花たちが映え、夏の吉野ヶ里を各所で彩っています。

◆大賀ハス(ハス科)

場所:倉と市ハス池

見頃のピークは過ぎ、大輪の花をご覧いただける期間は残りわずかとなりました。甘い香りを漂わせながら、青空に向かって気高く咲く姿はとても美しいです。

 

◆コオニユリ(ユリ科)

場所:園内各所

花弁が反り返り、雄しべと雌しべが突き出す独特な形の花です。鮮やかな橙色が映え、夏の吉野ヶ里を彩ります。

 

◆キキョウ(キキョウ科)

場所:祭りの広場

すっと伸びた花茎の先に上品な青紫色の星型の花が咲いています。

 

◆ヒナギキョウ(キキョウ科)

場所:南のムラ

とても小さいですが、足元でキキョウによく似た薄紫色の可愛らしい花が咲いています。

 

◆ツユクサ(ツユクサ科)

場所:園内各所

早朝に咲き、昼にはしぼんでしまう短命花です。草むらに鮮やかな青色が目立ちとても綺麗です。

 

◆ヤブミョウガ(ツユクサ科)

場所:環壕入口、発掘現場付近

林床地でひっそりと開花しています。茎の先に真っ白な可愛らしい小花をたくさんつけて咲いています。

 

◆ヤマハギ(マメ科)

場所:倉と市

万葉集にも多く登場し、古くから人々に慕われています。秋の七草の一つで、小さいですが紅紫色の花を咲かせています。

 

◆リョウブ(リョウブ科)

場所:祭りの広場

花穂の先に白い小さな花をたくさんつけて咲いています。ふわふわと風に揺れる姿はとても優雅です。

 
 
南のムラを歩いていると羽化うかしたばかりのセミに出会いました。羽化直後のはねは透明で、繊細な模様が夏の朝の光に照らされとても綺麗でした。セミは地上に出て七日間程しか生きられません。はかなくも美しい姿に心を奪われました。