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『吉野ヶ里さんぽ vol.64』

雨露をまとい咲く色鮮やかな草花が、吉野ヶ里の草原に映え、梅雨の風情ある風景を創り出しています。

◆大賀ハス(ハス科)

場所:倉と市ハス池

現在見頃を迎えています。雨にも負けず桃色の花が咲き誇っている姿は心を和ませてくれます。

 

◆キキョウ(キキョウ科)

場所:中のムラ・祭りの広場

各所で開花が増えてきました。青紫色の星型の花が艶やかに咲いています。

 

◆カワラナデシコ(ナデシコ科)

場所:園内各所

桃色の花が初夏の吉野ヶ里を彩り、風に吹かれて甘い香りを漂わせています。

 

◆コオニユリ(ユリ科)

場所:中のムラ、環壕入口

花弁が反り返り、雄しべと雌しべが突き出す特徴的な花です。梅雨空の下で、鮮やかな橙色がひときわ目立ちます。

 

◆ヌスビトハギ(マメ科)

場所:南のムラバス園路沿い

よく見ると淡紅色の小さな花を咲かせています。名前の由来は、実の形が「忍び足の盗人の足跡」に似ているからとされています。

 

◆ヤブミョウガ(ツユクサ科)

場所:環壕入口

散策路の林床地でひっそりと開花しています。茎の先に真っ白な可愛らしい小花をたくさんつけて咲いています。

 

◆ウバユリ(ユリ科)

場所:環壕入口

散策路の林床地でひっそりと開花しています。花は緑白色で水平に咲く独特な姿をしています。

 

◆ハンゲショウ(ドクダミ科)

場所:西口

夏至から数えて11日目頃を「半夏生」と呼びその頃に花が咲くことから名づけられたとされています。今年は7月1日(月)です。葉の半分だけが白くなることから方白草(カタシログサ)とも呼ばれています。

 

◆ヤブカンゾウ(ススキノキ科)

場所:中のムラ

古来より人々に愛され、源氏物語や万葉集にも出てくる植物です。鮮やかな橙色の花に思わず目を奪われます。

 

◆クチナシ(アカネ科)

場所:弥生くらし館

初夏を代表する花の1つで、とても甘い香りがします。品のある真っ白な花に風情を感じます。

 
弥生のクニに届いたヒマワリのたね

1月に福岡県糸島市立東風はるかぜ小学校の子供たちが飛ばした風船とともに吉野ヶ里に届いたヒマワリのたね。4粒が順調に育ちヒマワリが開花しました。公園に来園された方にも『このたねがとどいた人が元気になりますように』という子供たちの願いが届きますように。ヒマワリは東口改札前にて展示しています。