『吉野ヶ里さんぽ vol.62』
吉野ヶ里の初夏の風物詩であるベニバナと大賀ハスの開花が始まりました! 悠久の時を超えて広がる弥生の風景をお楽しみください。
◆ベニバナ(キク科)
場所:祭りの広場
ベニバナの開花が始まりました。鮮やかな黄色と青空のコントラストが美しいです。見頃の期間は短く6月23日頃までとなっています。
◆大賀ハス(ハス科)
場所:倉と市ハス池
大賀ハスの開花が始まりました!大きな葉の隙間から桃色の花が顔を出して優雅に咲いています。蕾もたくさん上がってきており、これから日に日に花が増えてくるのがとても楽しみです。
◆カワラナデシコ(ナデシコ科)
場所:園内各所
秋の七草の一つで、各所で開花が増えてきました。緑の草原に桃色の花が凛と立ち上がり弥生の風景に彩を添えています。
◆キキョウ(キキョウ科)
場所:中のムラ
秋の七草の一つで星型の青紫色の花が可憐に咲いています。蕾はぷっくりとして可愛らしいです。
◆ガクアジサイ(アジサイ科)
場所:東口・環壕入口
ガクアジサイのしっとりと品のある青色の花がとても趣があります。入口にて皆さんをお出迎えしています。
◆オカトラノオ(サクラソウ科)
場所:環壕入口・南内郭北側
房状に集まって咲く白い小さな花はとても可愛らしく、揃って俯く花姿は風情があります。
◆ミゾカクシ(キキョウ科)
場所:水田
小さい花ですが水田の畔の湿った場所で開花しています。畔に筵(ムシロ)を敷いたように広がることから、アゼムシロの別名もあります。
◆ヌスビトハギ(マメ科)
場所:南のムラバス園路沿い
ひっそりと咲いているため目立ちにくいですが、よく見ると淡紅色の小さな花を咲かせています。
◆ネジバナ(ラン科)
場所:園内各所
スッと立ち上がった茎の先に桃色の小さな花を螺旋状に咲かせています。個体によって右巻きと左巻きの両方があります。
◆コオニユリ(ユリ科)
場所:中のムラ
コオニユリの開花が始まりました。鮮やかな橙色で、花弁が反り返り、雄しべと雌しべが突き出す独特な姿に思わず目を奪われます。