『吉野ヶ里さんぽ vol.60』
初夏を彩る花々が見頃を迎えつつあります。鮮やかな花とともに、青空の下に広がる吉野ヶ里の風景をお楽しみいただけます。
◆ウツボグサ(シソ科)
場所:園内各所
園内各所で見頃を迎えています。鮮やかな紫色の花が草原の中から顔を出しています。
◆ツユクサ(ツユクサ科)
場所:古代の森・環壕入口
古くから日本人に親しまれている万葉植物です。花は小さいですが、鮮やかな青色がひときわ目立ちます。
◆オカトラノオ(サクラソウ科)
場所:南のムラ・環壕入口
花穂の先が虎の尾のように垂れ下がる特徴的な形で、小さな白い花が密集して咲いています。
◆カワラナデシコ(ナデシコ科)
場所:南のムラ
秋の七草の一つで、花弁に深い切れ込みが入っています。淡い紅紫色が風に吹かれて優雅に咲いています。
◆ネムノキ(マメ科)
場所:園内各所
開花が始まりました。名前は、夜になると葉が合わさって閉じて眠るように見えるのが由来です。花には甘い香りがあります。
◆ヤマハギ(マメ科)
場所:倉と市
秋の七草の一つで、蝶型の紅紫色の小さな花を咲かせています。
小麦の収穫体験
場所:南のムラ
6月1日(土)、2日(日)は『小麦収穫体験』のイベントを開催しました。石包丁を使って小麦を収穫し、脱穀、石臼での製粉、その粉を使ってクレープ作りまで一連の流れをする収穫体験でした。園内で収穫したクワジャムやハチミツをトッピングして味わっていただき、弥生の人々の息遣いを感じられるような体験をしていただきました。