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『吉野ヶ里さんぽ vol.48』

今年の冬は暖かかったため、早春の花が園内各所で咲き始めてきました。やわらかな春の日差しを浴びて咲く花々は、弥生の景色に彩を添えています。

◆アンズ(バラ科)

場所:祭りの広場・南のムラ

ぷっくりとした蕾が愛らしいアンズの花が咲いています。咲いたばかりの花には甘い香りがあります。

 

◆ハナモモ(バラ科)

場所:祭りの広場

花の観賞用に改良されたもので、園内では濃桃色の八重咲の花が咲いています。花弁のフリルがとても可愛いです。

 

◆ヤブツバキ(ツバキ科)

場所:園内各所

園内各所で開花しています。赤いツバキの花がひと際目立ちます。

 

◆スミレ(スミレ科)

場所:古代の森体験館周辺

体験館近くでは、足元にひっそりと可憐なスミレが咲いています。少しずつ花数が増えてきました。

 

◆セントウソウ(セリ科)

場所:南内郭東側園路沿い

まだ花の少ない早春に咲き、春の訪れを教えてくれるセントウソウ。半日陰の林内で小さな花を咲かせています。日本固有種です。

 

◆シロバナタンポポ(キク科)

場所:園内各所

シロバナタンポポは日本在来種で、主に西日本に分布しているタンポポです。中心部の淡い黄色が可愛らしい、柔らかい色合いのタンポポです。

 

◆ベニバスモモ(バラ科)

場所:祭りの広場

淡いピンク色の花が咲き始めました。夏に実る果実は食べることができます。

 
園内では春の訪れを感じるツクシやフキノトウも顔を出していました。野鳥のさえずりも楽しみながら、ゆっくり春探ししてみませんか。
[ツクシ]
 
[フキノトウ]
 
[シジュウカラ]
 
[ハクセキレイ]