『吉野ヶ里さんぽ vol.47』
今年の冬は暖かく、園内でも早春の花が咲き始めてきました。開花した花から漂う甘い香りにほっこりします。木々の冬芽も膨らみ春の芽出しを待っているようです。
◆アンズ(バラ科)
場所:祭りの広場
ぷっくりとした蕾が愛らしいアンズの花が咲き始めました。咲いたばかりの花には甘い香りがあります。
◆ヤブツバキ(ツバキ科)
場所:倉と市、南のムラ、古代の森
赤いツバキの花が咲いています。まだ冬の景色が広がる中、ツバキの花がひと際目立ちます。
◆ウメ(バラ科)
場所:西口
見頃のピークは過ぎていますが、白と濃桃色のウメの花が咲いており、甘い香りに包まれます。
◆スミレ(スミレ科)
場所:古代の森体験館周辺
時折吹く冷たい風にも負けず、ひっそりとスミレの花が咲き始めています。
◆ナノハナ(アブラナ科)
場所:祭りの広場
祭りの広場の一部の畑ではナノハナが開花しています。鮮やかな黄色が遠くからでも目立ち、春を感じる花の一つです。
◆ノゲシ(キク科)
場所:古代の森
タンポポのような黄色の花を咲かせています。茎の先に次の蕾がスタンバイしています。
◆ツクシ(トクサ科)
場所:北墳丘墓、古代の森
春の食べられる野草の代表格で、春の訪れを教えてくれる、つくしが顔を出し始めていました。
◆ツルかご作りとシイタケ原木の植菌
2/18(日)のイベント「自然とあそぶ隊」では園内のクズを使って作るツルかご作りとシイタケ原木に種菌を植え付ける作業を行いました。ツルかご作りでは、クズを巻くことに苦労しながらも、自然な風合いが素敵なかごが出来上がっていました。