『吉野ヶ里さんぽ vol.43』
気温も下がり冷え込む日が多くなってきました。吉野ヶ里もすっかり冬の風景に変わり、開花している野草は減っていますが、健気に咲く花姿に心なごみます。
◆アワコガネギク(キク科)
場所:中のムラ
草原の中で高く伸びた花茎の先に小さな黄色い花を咲かせています。小さな花が泡のように密集して咲くことが名前の由来と言われています。まもなく開花が終わります。
◆ツワブキ(キク科)
場所:環壕入口
環壕入口散策路の林床でツワブキの開花が続いています。ツワブキの黄色の花が鮮やかで緑の葉とのコントラストがとてもきれいです。
◆スミレ(スミレ科)
場所:古代の森体験館・南のムラ
日当たりのいい、あたたかい場所で可憐なスミレの花が咲いています。ふと足元に咲くスミレを見つけると、ほっこりします。
◆ツルウメモドキ(ニシキギ科)
場所:中のムラ
黄色の丸い実が目を引きます。殻が割れて鮮やかな橙赤色の種子が顔を出します。
色鮮やかな実は生け花やリースなどの花材として使用されます。
◆サザンカ(ツバキ科)
場所:外周園路
外周園路沿いでは濃桃色のサザンカの花が見頃です。園内バスの車窓からご覧いただけます。
◆植物資材を使ったクラフトイベント
場所:古代の森体験館
季節のクラフトイベント『リースづくり』『ミニ門松づくり』『しめ飾りづくり』を開催しました。園内で採取したクズつるや竹、稲藁に様々な花材や木の実等を使い製作していただき、皆さん素敵な作品を作られていました。最後にはシイタケの収穫体験も行い、森の恵みを楽しんでいただきました。
◆冬の花壇装飾
場所:西口
西口の花壇では季節を感じる冬の装飾がされています。素敵なフォトスポットとなっていますので映える一枚をいかがですか。展示は12月25日まで。