『吉野ヶ里さんぽ vol.41』
園内で見られる野草類が少なくなってきましたが、種をつけた野草や様々な種類のドングリが実り、秋ならではの光景を見つけることができます。
◆アワコガネギク(キク科)
場所:中のムラ
草原の中で高く伸びた花茎の先に小さな黄色い花を咲かせています。小さな花が泡のように密集して咲くことが名前の由来と言われています。
◆ツワブキ(キク科)
場所:環壕入口
環壕入口散策路の林床でツワブキの開花が増えてきました。ツワブキの黄色の花が鮮やかで緑の葉とのコントラストがとてもきれいです。
◆スミレ(スミレ科)
場所:古代の森体験館
日当たりのいい、あたたかい場所で可憐なスミレの花が咲いています。秋の落ち着いた景色になりつつある中、小さなスミレの花が彩を添えています。
◆ヤマモミジ(ムクロジ科)
場所:東口
園内では紅葉する樹木は少ないですが、東口入口ではモミジが真っ赤に色づいていました。
◆チガヤ(イネ科)
場所:南のムラ・中のムラ
吉野ヶ里の草原を作り出すチガヤの葉が気温の低下とともに色づいてきました。葉先が赤く色づき、草紅葉の光景が広がっています。
◆ウバユリ(ユリ科)
場所:環壕入口
7月にラッパ状の花を咲かせていたウバユリ。今は変わった形の蒴果(さくか)をつけており、中にはたくさんの種が入っています。
花の少ない季節ですが、種や実を探してみるのも面白いですよ。
◆サトイモ・カブ収穫体験
場所:南のムラ
南のムラの畑で育てていたサトイモとカブの収穫体験を行いました。普段できない体験と皆さん楽しんでいただきました。