『吉野ヶ里さんぽ vol.40』
秋の深まりとともに、園内で開花している野草類も少なくなり、花も色濃くなってきました。
◆赤ソバ(タデ科)
場所:祭りの広場
赤いソバの花が開花しているエリアは一部となりました。可憐な小さな花は、気温の低下とともに花色が濃くなってきました。赤いソバの花をご覧いただけるのはあと1週間ほどです。
◆ツワブキ(キク科)
場所:環壕入口
環壕入口の林床でツワブキの開花が増えてきました。ツワブキの黄色の花が鮮やかで林の中でとてもきれいに映えます。
◆リンドウ(リンドウ科)
場所:園内各所
草原の中で、青紫色の鐘型の花を上向きに咲かせています。落ち着いた品のある紫色の花はとても風情があります。
◆アワコガネギク(キク科)
場所:中のムラ
草原の中で高く伸びた花茎の先に小さな黄色い花を咲かせています。小さな花が泡のように密集して咲くことが名前の由来と言われています。
◆スミレ(スミレ科)
場所:古代の森体験館
日当たりのいい、あたたかい場所で可憐なスミレの花が咲いています。
俳句の冬の季語に「冬菫(ふゆすみれ)」があり、このように春を待たずして咲くスミレの姿を表しているようです。