『吉野ヶ里さんぽ vol.38』
吉野ヶ里の秋を彩る赤ソバの花が見頃を迎えています。園内では様々な木の実などが実り、実りの秋を感じることができます。
◆赤ソバ(タデ科)
場所:祭りの広場
1万㎡の祭りの広場花畑では約50万本の赤いソバの花が見頃を迎え、赤い絨毯のように開花が広がっています。見頃は11月中旬ごろまでです。吉野ヶ里の秋の風物詩である景色をお楽しみいただけます。
◆ノコンギク(キク科)
場所:園内各所
園内の園路際で開花が見られます。ヨメナと似ていますが、ノコンギクは葉にざらつきがあります。
◆リンドウ(リンドウ科)
場所:園内各所
草原の中で、青紫色の鐘型の花を上向きに咲かせています。落ち着いた品のある紫色の花はとても風情があります。
◆ツワブキ(キク科)
場所:環壕入口
環壕入口の林床で鮮やかな黄色の花を咲かせています。
◆サケバヒヨドリ(キク科)
場所:北内郭
ヒヨドリバナに似ていますが、葉が深く切れ込んでいます。茎頂に小さな筒状の花をつけています。
◆ナワシログミ(グミ科)
場所:園内各所
クリーム色の釣鐘状の花をたくさん咲かせています。花には強く甘い香りがあり、少し離れたところでも香りが漂っています。
◆ヤマノイモのムカゴ(ヤマノイモ科)
場所:環壕入口
木に絡まって伸びたツルにコロンとしてムカゴがついています。秋の味覚として食べることができます。
◆ソバ(白)(タデ科)
場所:南のムラ
10月上旬に白い花を咲かせていたソバが結実し、ソバの実ができ始めています。
11月11日㈯、12日㈰には『ソバの収穫体験』が開催されます。ぜひご参加ください。