『吉野ヶ里さんぽ vol.37』
吉野ヶ里の秋を彩る赤ソバの花が見頃を迎えています。弥生の草原に咲く季節の草花とともに、秋の風景をご覧いただけます。
◆赤ソバ(タデ科)
場所:祭りの広場
祭りの広場花畑では赤いソバの花が見頃です。蜜を集めようと、蝶や蜂が忙しく花の周りを飛び回っています。今後もさらに開花が広がってきます。
◆ヨメナ(キク科)
場所:園内各所
園内の園路際や草原の中で開花が見られます。各所で花数も増え、かわいい紫色の花を咲かせています。
◆リンドウ(リンドウ科)
場所:園内各所
各所で開花が増えてきました。草原の中で、青紫色の鐘型の花を上向きに咲かせています。落ち着いた品のある紫色の花はとても風情があります。
◆シロバナサクラタデ(タデ科)
場所:倉と市南側
高く伸びた花茎の先に、白い小さな花をたくさん咲かせています。垂れ下がった花穂がさわやかな秋風に揺れ、とても綺麗です。
◆ツリガネニンジン(キキョウ科)
場所:南内郭北側
南内郭北側では他の場所とは時期がずれてツリガネニンジンが開花しています。優しい青紫色の清楚な花です。
◆サケバヒヨドリ(キク科)
場所:北内郭
ヒヨドリバナに似ていますが、葉が深く切れ込んでいます。茎頂に小さな筒状の花をつけています。
◆ミズヒキ(タデ科)
場所:西口・環壕入口
長く伸びた花穂が水引に似ていることが名前の由来と言われています。
◆ススキ(イネ科)
場所:園内各所
ススキの穂が園内各所で立ち上がり、柔らかな秋の日差しに照らされてキラキラと輝いています。尾花とも言われ、秋の七草の一つです。
◆ナワシログミ(グミ科)
場所:環壕入口・祭りの広場
クリーム色の釣鐘状の花をたくさん咲かせています。花には強く甘い香りがあり、少し離れたところでも香りが漂っています。