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『吉野ヶ里さんぽ vol.36』

気温の低下とともに、草花の花色も濃くなりつつあるように感じます。秋の草花の風情ある風景をご覧いただけます。

◆赤ソバ(タデ科)

場所:祭りの広場

祭りの広場花畑の一部で、赤いソバの花の開花が始まりました。まだ咲き始めですが、今後はさらに開花が広がる予定です。

 

◆ヨメナ(キク科)

場所:園内各所

園内の園路際や草原の中で開花が見られます。各所で花数も増え、かわいい紫色の花を咲かせています。

 

◆リンドウ(リンドウ科)

場所:北内郭・中のムラ 

草原の中で、青紫色の鐘型の花を上向きに咲かせています。落ち着いた品のある紫色の花はとても風情があります。

 

◆シロバナサクラタデ(タデ科)

場所:倉と市南側

高く伸びた花茎の先に、白い小さな花をたくさん咲かせています。垂れ下がった花穂がさわやかな秋風に揺れ、とても綺麗です。

 

◆ヒヨドリバナ(キク科)

場所:南のムラ・環壕入口

高く伸びた花茎に小さな筒状の花を咲かせています。そろそろ花も見納めになりそうです。

 

◆サケバヒヨドリ(キク科)

場所:北内郭

 ヒヨドリバナに似ていますが、葉が深く切れ込んでいます。茎頂に小さな筒状の花をつけています。

 

◆ミズヒキ(タデ科)

場所:西口・環壕入口

長く伸びた花穂が水引に似ていることが名前の由来と言われています。小さい花をよく見ると赤と白の紅白です。

 

◆ススキ(イネ科)

場所:園内各所

ススキの穂が園内各所で立ち上がり、柔らかな秋の日差しに照らされてキラキラと輝いています。尾花とも言われ、秋の七草の一つです。

 

◆ガマズミ(ガマズミ科)

場所:祭りの広場

5月に白い花を咲かせていたガマズミの実が真っ赤に色づいています。

 

◆ハイメドハギ(マメ科)

場所:園内各所

園路際で地を這うように伸びた茎に小さな花を咲かせています。花は白色に紫色が入ったかわいい花です。