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『吉野ヶ里さんぽ vol.21』

梅雨末期の大雨にも負けず、色とりどりの草花が弥生の風景に彩りを添えています。

◆大賀ハス(ハス科)

場所:倉と市

大賀ハスが見頃を迎えています。草丈約2mのハスに圧倒されますが、厳かな雰囲気に包まれています。弥生時代の人たちもこの景色を見ていたのかもと考えるとロマンを感じます。

◆コオニユリ(ユリ科)  

場所:園内各所

弥生の草原の中、コオニユリの鮮やかなオレンジ色が目を引きます。

◆ウバユリ(ユリ科)

 場所:環壕入口散策路 

散策路の林床でひっそりと開花しています。開花までに6~8年かかります。一度開花して種をつけたら、その株は枯れてしまう儚い植物です。

◆カワラナデシコ(ナデシコ科)

場所:園内各所

各所で見頃を迎えているカワラナデシコ。風に揺れる可憐な花姿は風情があります。

◆キキョウ(キキョウ科)

場所:園内各所

緑の草原に青紫色の星型の花が凛と際立ちます。

◆クチナシ(アカネ科) 

場所:弥生くらし館前

 花には甘い香りがあります。梅雨時に開花する初夏を感じる植物の1つです。

◆ヤブカンゾウ(ススキノキ科)

場所:倉と市・東口・西口

すっと立ち上がった花茎の先に、鮮やかな八重咲のオレンジ色の花を咲かせています。

◆リョウブ(リョウブ科)

場所:祭りの広場  白い小さな花を穂状に咲かせています。花は昆虫たちの蜜源となっています。